2015年6月7日日曜日

因果関係と相関関係について

昨日の記事で、因果関係という言葉をちらっと出しました。

相関関係と因果関係について少し押さえておきましょう。健康とかダイエットの話の時、広告なんかにうっかり騙されないようにしなくてはなりません。

因果関係を確定させるのは大変

相関関係と因果関係は、似ているようですが違います。

  • Aが増える原因はBが増えるからである(=因果関係)
  • Aが増えるとBも増える(=相関関係)

これを文章だけで見れば、違いは納得できるはずです。しかし、わざわざ勘違いさせるために紛らわしいデータを出されるとどうでしょうか。

  • このエクササイズDVDを実行した人は95%の人がダイエットに成功した
  • このエクササイズDVDを買えば、ほぼ間違いなくダイエットに成功できる

こんな話はよくありそうですね。

しかし実際には「そのエクササイズがきついのなんのって。買った人の10人に1人しか、きちんと実行できませんでした」って話なら、実行した事に因果関係があるのであって、買ったことには因果関係はないですよね。買っただけで、成功できるわけではありません。

むしろ成功率が低いダイエット方法でしょうねー。

じゃ、次。

  • ジョギングをしている人は痩せている人が多い。水泳をしている人には太っている人も多い
  • 痩せるためには、水泳よりジョギングがいい

さてこの例は、論理的な判断であると言えるのでしょうか。

確かにジョギングをしている人は、痩せている人が多いです。相関関係があるのは間違いありませんね。

しかし、太っている人がジョギングをすると、ひざを故障しやすかったのです。太っているがゆえにジョギングができなかったから、ジョギングをしている人に太っている人が少なかったのです。水泳は太っている人もケガの心配がなく行えました。

これならむしろ、太っている人は水泳をやったほうがいい事になりますね。

因果関係は別にあるのに、相関関係だけで判断すると間違ってしまう事になるのです。

人に言われた事も鵜呑みにせずに、自分の頭でちょっと考えるクセをつけるといいと思います。特に広告なんかは要注意ですよ!

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