2015年9月19日土曜日

やらなければいけないこと

今日の記事は、今までのブログ記事と趣が全く違います。雑談みたいなものですけど、どこかに書きなぐりたかったのですが、現状ここにしか書くところがありませんでした。

このコピペを見た事あるでしょうか。私は何年も前から知っていたのですが、最近また目にしました。

ある大学でこんな授業があったという。

「クイズの時間だ」教授はそう言って、 大きな壺を取り出し教壇に置いた。

その壺に、彼は一つ一つ岩を詰めた。

壺がいっぱいになるまで岩を詰めて、彼は学生に聞いた。

「この壺は満杯か?」教室中の学生が「はい」と答えた。

「本当に?」そう言いながら教授は、教壇の下からバケツいっぱいの砂利をとり出した。

そして砂利を壺の中に流し込み壺を振りながら、岩と岩の間を砂利で埋めていく。

そしてもう一度聞いた。「この壺は満杯か?」

学生は答えられない。

一人の生徒が「多分違うだろう」と答えた。

教授は「そうだ」と笑い、今度は教壇の陰から砂の入ったバケツを取り出した。

それを岩と砂利の隙間に流し込んだ後、三度目の質問を投げかけた。

「この壺はこれでいっぱいになったか?」

学生は声を揃えて、「いや」と答えた。

教授は水差しを取り出し、壺の縁までなみなみと注いだ。

彼は学生に最後の質問を投げかける。

「僕が何を言いたいのかわかるだろうか」

一人の学生が手を挙げた。

「どんなにスケジュールが厳しい時でも、最大限の努力をすればいつでも予定を詰め込む事は可能だということです」

「それは違う」と教授は言った。

「重要なポイントはそこにはないんだよ。この例が私達に示してくれる真実は、大きな岩を先に入れないかぎりそれが入る余地は、その後二度とないという事なんだ」

君たちの人生にとって”大きな岩”とは何だろう、と教授は話し始める。

それは仕事であったり、志であったり、愛する人であったり、家庭であったり、自分の夢であったり…。ここで言う”大きな岩”とは、君たちにとって一番大事なものだ。それを最初に壺の中に入れなさい。

さもないと、君達はそれを永遠に失う事になる。

もし君達が小さな砂利や砂や、つまり自分にとって重要性の低いものから自分の壺を満たしていけば、君達の人生は重要でない「何か」に満たされたものになるだろう。

そして大きな岩、つまり自分にとって一番大事なものに割く時間を失い、その結果それ自体失うだろう。

ネット上では有名な話ですので、何度も目にした人も多いのではないかと思います。

読むたびに発見

本というものは不思議です。文章と言い換えても良いと思います。

同じ本を読んだとしても、年齢や環境が変わっていると、新たな発見をすることがあります。良書と言われる本によくあります。文章自体は変わっているわけないので、受け手側の感受性に変化があったのでしょう。

あるいは、やっとその本を理解できるレベルに達したのか。

もちろん、書き手側が意図しなかったことを、読み手が自分の世界で解釈をする事によって、そこに新たな発見を生んだのかもしれませんが。

ある時を境に、私は人に本を薦めるのをやめました。

どれだけ自分が読んで感動したり、新たな知見を得られて成長できたとしても、それはその本と私が噛み合ったからに過ぎない、という事に気づいたからです。

同じ人間でさえ、時間が変われば同じ本を読んで違う事を思うのに、他人にそれが伝わるわけが無いからです。実際そうでした。「すごい良かったよ」と勧めて、読んでもらっても、感動の共有みたいなのが生まれる事なんてありませんでしたからね。

あ、小説なんかはまた違いますけどね。ビジネス書とか、そんな感じの実用書です。

その瞬間の私の状態と知識レベル、境遇などが本とぴったりだったために、自分の深いところに言葉が届いて感動しているわけです。本のレベルが高すぎても、低すぎても、そこに感動は生まれないことでしょう。

そして冒頭のコピペ

コピペを読んで再び読んでドキッとしました。

大切な事を忘れてた気がしました。

優先してやらなければいけないはずなのに、やっていないことを思い出しました。

今の私の状態にぴったりだったので、この文章が心に刺さったと思います。

順序付けてやらなければならない事をやっていた時に読んでたら、「当たり前の事を偉そうに言ってる教授だな」って思ったことでしょう。そう思った時が、私にもあったように思います。

何もかも手遅れになっていたら、「人生そんなにうまくいかねーよ」って思ったかもしれません。

ひょっとしたら手遅れになりそうな今、この文章を読んだために、ドキッとさせられたわけです。

これはいいコピペですね。この記事を読んでいるあなたにおすすめしているわけではないですけどねー!何を思うかは人それぞれです。

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