2018年3月7日水曜日

元引越し屋が「賢いな―」と思った、お客さんの知恵をさらに進化させた

引っ越しの話題を続けていきます。

とある元引越し屋さんがいまして、毎日2件ほどの引っ越しを手がけておりました。何年も数多くのお客さんと触れ合ってきたのですが、その中で「わあ、すごい。賢いお客さんだなー」って思ったエピソードがあります。

さらにそれをさらに発展させて進化させた方法を紹介します。

ちなみに元引越し屋というのは私のことです。

賢いお客さん

引っ越しのお客さんには、それはもう様々な人がいます。引っ越しという大きなイベントに対する姿勢には、人それぞれの人間性がでてきます。

準備が周到な人、当日になっても梱包が終わってない人、進んで手伝いをしようとする人、前より小さな家に引っ越すのに、同じだけの家具を持っていって入りきらなくなる人・・・。

そんな中、「おお、すごい」と思ったお客さんがいました。

引越し屋というのは、家具の大きさを目視して、その寸法を測る技術に長けています。新居に設置するときや、トラックの中での積み込みなど、無意識下のうちに大きさを測っています。

ちなみに、とあるモデルハウスを見にいった時、部屋を広く見せるためか、その部屋の家具が全て小ぶりだったのが明らかにわかって面白かったです。

話を戻します。

そのお客さんは新居に行った時、「タンスはここに並べて置いてほしい」とおっしゃいました。

うーん、これは微妙だぞ。入りそうだけど、ふたつとなるとギリギリだなぁ、って思い、そう伝えました。

するとお客さんは「測ってあるので、ぴったり入るはずです」と力強く答えられました。

設置すると本当にぴったりです!まるでテトリスのTスピンを決めた時みたいな感じ!ほとんど隙間なく、ぴったりと入りました。

あれは感動しましたね。目測には自信があったのですが、私には入るかどうか正確にはわかりませんでした。世の中には自分以上の能力を備えた道具があることに感服しました。

その名は「物差し」。気分や体調にも惑わされず、常に絶対値を指し示す神の視点を持つ道具です。

新居の間取りと家具を測る

ということで普通の人は、感覚でここにタンスを置こうとか、家具を置こうとか考えるわけですよ。それでやっぱりイマイチだったり、入らなくて横向きにしたりして、納得は行かないもののとりあえず設置することになります。

そういう事にならないために、あらかじめ新居の間取りはメジャーなんかで測っておくと賢いですよ、というお話です。

畳が何畳とかだけという情報だと、微妙に大きさが違ってきたりしますが、きちんと寸法が何センチかというのを測っておけば大丈夫です。

注文住宅を建てた人の中には、タンスのスペースを基準に部屋を作ってた人もいましたけども。

すでに出来上がっている建物に住む場合は、部屋のサイズと自分の家具のサイズを測れば大丈夫ですね。

さらに進化させる

私も部屋のサイズと家具のサイズを測ったんですよ。

そこでふと思いました。

「これ縮尺図作ったら面白くない?」

部屋の間取りは、出っ張りを含めてミリ単位で測定してあります。ということは、完璧な縮尺図が作れるんですよ。

「縮尺図を作る」と心の中で思ったならッ!その時スデに行動は終わっているんだッ!!

まあこんな感じでパソコンで作りました。文字はいま加工して追加しました。自分たちがわかればいいので、細かい説明はなくてもいいですからね。

しかし手書きで作るとなると完璧な縮小というのが難しくなりますので、これはパソコンを使ったほうが良いでしょう。

そしてこの後、家具も実寸を測り、縮小版を作ります。

そして印刷!切り取り!

すると以下のような感じでできます。

これで部屋のあちこちに家具を置いてみて、どこならうまく置けるか探ることが出来ます。

こういう配置にしようかとか、先に簡単にシミュレーションしておくことができるのです。この並べ方ではタンスの後ろにデッドスペースが出来てしまうなぁ。

和気あいあい、家族の絆を深めるコミュニケーションツールにもなるのだ!

娘の衝撃の一言。「三次元で作ってよ。」

おお!それはシルバニアファミリーみたいで面白い!しかしそれは展開図を作ったり、のりしろをつくったり一気に難易度が上がってしまうぞ!将来3Dプリンターが手軽になったら、自分でやってくれ!

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